【レプロナイザー全比較】107D、27D、7D、4D、3Dの違い、おすすめを全種類使ってきた美容師が解説
こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は大人気ドライヤーであるレプロナイザーシリーズの全比較記事になります。
レプロナイザーといえば
超高額ドライヤーだけど仕上がりがすごい良いらしい…
というイメージを持ってる方が多いと思いますが、実際に仕上がりのまとまりがとても素晴らしいドライヤーです。
ただレプロナイザーは数年おきに新しいモデルが登場するので、どれを買えばいいか分からない方もたくさんいるかと。
そこで今回は2Dから107Dまで全て使ってきた美容師が違いを分かりやすく解説し、さらにはどれがおすすめか選び方も解説。
これを読めば「レプロナイザーについて全て分かる!」といっても言いくらいに簡単にまとめてたので、是非参考にしてください。
現在のラインナップは5種類
現在レプロナイザーは全部で5種類のラインナップがあり、一番新しいモデルが107D Plusになります。
5種類のラインナップは下記の通り。
- 107D Plus
- 27D Plus
- 7D Plus
- 4D Plus
- 3D Plus
107D Plus【最上位モデル】
27D Plus
7D Plus
4D Plus
3D Plus
レプロナイザーの歴史(過去モデルを全て見たい方はこちらをタップ)
レプロナイザーは大幅なリニューアルを数回しており、全ての時系列をまとめると下記の通り。(ここは覚えなくてもよし。笑)
ヘアビューザー エクセレミアム2 (2014.12発売)
↓
ヘアビューザー 2D Plus プロフェッショナル(2015.12発売)
↓
レプロナイザー 3D Plus(2016.12発売)
↓
レプロナイザー 2D Plus(ヘアビューザーをリニューアルして2017.12発売)
↓
レプロナイザー 4D Plus(2018.12発売)
↓
レプロナイザー 3D Plus(3Dをリニューアルして2019.12発売)
↓
レプロナイザー7D Plus(2020.12発売)
↓
レプロナイザー27D Plus(2022.10発売)
レプロナイザー107D Plus(2024.10発売)
初期ヘアビューザー(2D)や3D(初期モデル)はすでに生産中止なため、現在は5種類発売されてる事が分かります。
改めて見ると数字が前後しており、けっこうごちゃごちゃです^^;
POINT
- レプロナイザーは現在5種類(3D、4D、7D、27D、107D)ある
- 一番新しいモデルは107D Plus
【比較表】レプロナイザー3D、4D、7D、27D、107Dの違い
3Dから107Dの違いを比較表でまとめてみるとこんな感じです。
主な違いは赤字表記
107D | 27D | 7D | 4D | 3D | |
発売時期 | 2024.10 | 2022.10 | 2020.12 | 2018.12 | 2019.12 |
価格(税込) | ¥167,200 | ¥112,200 | ¥79,200 | ¥57,200 | ¥46,200 |
バイオプログラミングLV. | 107 | 27 | 7 | 4 | 3 |
消費電力 | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W |
重さ | 740g | 795g | 758g | 750g | 744g |
温度 | 100度 | 100度 | 100度 | 98℃ | 98度 |
コード | 2.6M | 2.6M | 2.6M | 2.6M | 2.6M |
風力 | 3段階 | 3段階 | 3段階 | 3段階 | 3段階 |
冷風 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スイッチ | ボタン | ボタン | ボタン | ボタン | ボタン |
海外 | ○ | ○ | ○ | × | × |
上記をまとめると、バイオプログラミングレベル以外の違いはそこまでありません。(あとは107D、27D、7Dが海外使用できるくらい)
細かい違いはあるものの、レプロナイザーの違い=仕上がりを左右するバイオプログラミングレベルと理解してOK。(効果が上がる事で価格もUP)
POINT
- 3D、4D、7D、27D、107Dの一番の違いはバイオプログラミングレベル
- バイオプログラミングレベルが上がる = 仕上がりやまとまり効果が高くなる =価格が上がる
- 7D、27D、107Dは海外でも使用できる
最新モデルの107Dはメジャーアップデートモデル
基本的にはレプロナイザーの違い=バイプログラミングレベルですが、最新モデルの107Dは今までの設計からガラリと変わり、メジャーアップデートモデルになったイメージ。
107Dでは小型モーターが採用され、全体的にコンパクトになり、速乾性や静音性もUPしました!
- 速乾性や静音性がUP
- 起動音が変わった
- ややコンパクトになった
- フィルターカバーが外しやすくなった
- ポーチやスタンドが付属(他はアタッチメントのみ)
107Dの静音性や風量動画はこちら
【なにがいい?】仕上がり効果の違いを比較してみた結果
バイオプログラミングレベルが上がれば仕上がりもさらにUP・・というのは分かりましたが、どれくらい変わるか実際に検証してみました。
- 【検証 1】3Dと7Dの仕上がりを比較
- 【検証 2】3Dと4Dの仕上がりを比較
- 【検証 3】7Dとナノケア上位モデルを比較
- 【検証 4】27Dと7Dを比較
- 【検証 5】107Dと27Dを比較
【検証 1】3Dと7Dの仕上がりを比較
まずは3Dと7Dを使い、左右別々に乾かしてみた時の結果がこちら。
モデルさんは40代後半、癖毛で広がりやすい毛質の方で、いつもは3Dを使用。
結果としては、3D側がアホ毛が少し目立つのと、根本から毛先までのまとまりが7D側が優れている事がわかります。
これは3Dが悪い…というわけではなく、7Dが良すぎた・・!という結果でした。3Dも他のドライヤーと比べると仕上がりは◎ですが、7Dはさらに上をいきました(驚)
【検証 2】3Dと4Dの仕上がりを比較
続いて3Dと4Dを使い、先ほどと同じように左右別々に乾かし検証。
検証当時は新型3Dが登場していなく、旧型の3Dと4Dを比較。
※癖がかなり強く、普通に乾かしただけでは広がりやすいモデルさんに使用
違いを比較してみると、見た目でそこまで違いは・・という感じでしたが、「中間のうねり具合」や「毛先」に注目してみると4Dの方が綺麗にまとまっている結果に。
また一番の違いは「触感」で、モデルさんいわく「触ってみると違いがすぐにわかる」との事。
僕自身も触ってみましたが、特に頭頂部の質感を左右で比較してみると「4Dの方がしっとりしている・・!」と気づかされました。
【検証 3】7Dとナノケア上位モデルを比較
続いて市販で購入できる人気高級ドライヤーのナノケア上位モデル(約3万)とレプロナイザー7D Plusを比較。
そして左右半分に分け、左側をレプロナイザー7D、右側をナノケアで乾かした仕上がりがこちら。
ナノケア上位モデルも仕上がり満足度が高いドライヤーではありますが、、
そのナノケアと比べてもレプロナイザー7D Plusの仕上がりはさらにいい事が分かりますね!
動画で見たい方はこちらから
【検証 4】27Dと7Dを比較
続いて上位モデルの27Dは一体どれくらい仕上がり効果が上がったのか…
実際に比べてみると見た目でもかなり分かるレベルで良くなってる事がわかりました。
上記は癖毛が強めなモデルさん(左下)へ、7Dと27Dを左右別々に乾かしてみた検証結果(右下)。
こちらはハンドブローのみですが、27Dで乾かすと癖毛がストンと落ち着く結果に。
7Dでも癖毛を伸ばす効果は高かったですが、新モデルの27Dではさらにアップしました!
【検証 5】107Dと27Dを比較
最後に新モデルの107Dと前作27Dの仕上がりを比較してみました。
107Dと27Dを比較
上記は乾いた髪で比較してみましたが、どちらもパサつきやうねりが綺麗におさまる結果に。
よく見ると107Dの方がストンとまとまってますが、パッと見では分からないレベルでした。
また下記はくせ毛でボワっと広がるのがお悩みの方に乾かした仕上がり写真です。
結果としては107Dの方がくせ毛が綺麗にストンとまとめる結果に。
実際に色々な方を乾かしてみましたが、くせ毛やうねりが強い、多毛で広がりやすい方ほど上位モデルの違いがわかりやすくなるイメージでした!
レプロナイザーの仕上がり効果を感じやすい方(おすすめな方)
僕自身たくさんのお客様にレプロナイザーを使用してきましたが、下記にあてはまる方は特に効果を感じやすいと思います。
- 毛先がパサつきやすく、全体的にダメージが気になる方
- 癖が強く、ドライヤーで乾かしても髪がまとまらない方
- 広がりやすい髪を落ち着かせたい
- 定期的にカラー(特に白髪染めやブリーチ)をしている方
- 縮毛矯正をかけている方
- 加齢と共に髪質に変化がでてきた方(癖が強くなったり細くなったなど)
基本的にはどの方でもレプロナイザーの仕上がりの良さは感じやすいかと思いますが、僕自身の経験としては、上記に当てはまる方ほど効果を感じやすいかと。(個人差はありますが)
ちなみに縮毛かければどのドライヤーでもまとまるんじゃ…と思いそうですが、艶感の持続効果が長くなるメリットが!(かけたてのまとまりが続く感じ)
また歴代全てのモデルを使ってきた感想ですが、7D以降はくせ毛やうねりを抑える効果が特に高いモデルだと感じています。(個人談ですが共感してもらえる美容師さんも多いはず)
くせ毛やうねりが強い方を7D以上で乾かすと「あれ?いつもより広がりが落ち着いてる?」となりやすかったです◎
【比較】レプロナイザーシリーズと他の高級ドライヤーの違いは?
レプロナイザーシリーズと他の高級ドライヤーの違いを「比較表」にまとめてみたので参考にしてください。
気になる商品があれば「詳細を見る」からレビュー記事をチェックできます。
スクロールしてください
商品名 | リファ ※PROモデル | 絹女 | マグネットヘアプロ ゼロ | ホリスティックRp | ダイソン | サロニア | ナノケアEH-NA0G ※上位モデル | レプロナイザー27D | レプロナイザー7D | レプロナイザー4D | レプロナイザー3D |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格(税込) | ¥43,000 | ¥35,200 | ¥32,450 | ¥33,000 | ¥48,800 | ¥5,918 | ¥31,680 | ¥112,200 | ¥79,200 | ¥57,200 | ¥46,200 |
消費電力 | 1200W | 1250W | 1400W | 1400W | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W |
仕上がり | |||||||||||
速乾力 | |||||||||||
風量切替 | 2段階 | 3段階 | 3段階 | 3段階 ※実質2段階 | 3段階 | 2段階 | 3段階 | 3段階 | 3段階 | 3段階 | 3段階 |
重さ | 695g | 363g | 350g | 460g | 697g | 495g | 595g | 795g | 758g | 750g | 744g |
温度調節 | ー | 3段階 | 3段階 | ー | 3段階 | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
最高温度 | 95℃ | 100℃ | 120℃ | 130℃ | 100℃ | 103℃ | 125℃ | 100℃ | 100℃ | 98℃ | 98℃ |
冷風 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
モード | MOIST VOLUME UP SCALP | SWING SCALP GROSS | ー | キューティクルケア | ー | ー | 温冷自動切替 インテリジェント スキャルプ&スキン | ー | ー | ー | ー |
折りたたみ | × | ○ | × | × | × | ○ | ○ | × | × | × | × |
コード | 2.5M | 2M | 3M | 3M | 1.9M | 1.7M | 1.7M | 2.6M | 2.6M | 2.6M | 2.6M |
海外 | × | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ | × | × |
美容師の 一言メモ | プロセンシング機能で髪の表面温度を60℃以下に保つ事ができる。機能も多くヘアケア目線で◎ | 超軽量、速乾力◎、仕上がり良しと価格から見たコスパが最強。迷ったら買いレベル。デザインも可愛すぎ。 | 40〜120℃で5段階の温度調節ができ、髪質にあわせてカスタマイズ可能。折りたたみはできないが超軽量なのも◎ | エアリーとモイストの機能を1台にまとめ、+キューティクルケアを搭載した超高機能ドライヤー。ヘアケア目線で◎ | 速乾力No1!パワフルな風力が魅力。ただ仕上がりレベルは割と普通なので、乾かす時間を何より重視したい方向け。 | 機能もデザインも非常にシンプルなドライヤー。ドライヤーにそこまで機能は求めてない向け。 | 機能やモードがたくさん搭載の超高機能ドライヤー。ヘアケア効果に◎だが、仕上がりの艶感がもう一押しほしい… | 日本一高い超高額ドライヤー。7Dよりもさらに癖毛をまとめる効果がUPし、シルクのようなしっとりした質感が最高。 | 仕上がりの艶感や髪をまとめる力が効果大。癖毛でまとまらない女性に試してほしい。とはいえ8万は高い… | 7Dほどではないが、4Dでも仕上がり効果はかなり高め。 個人的にレプロナイザーシリーズは4Dが一番おすすめ。(コスパ的に) | 4Dには劣るものの3Dも仕上がりは◎!ただ個人的には3Dを買うなら他の高級ドライヤーの方がコスパ的におすすめしやすいかも。 |
レビュー記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※あくまで僕自身が美容師として使用したレビューをもとにまとめているため、個人的見解になります事をご理解ください。仕上がりの良さや速乾力の感じ方には個人差があります。
※海外は電圧を参考に可不可とまとめていますが、電圧によっては対応できない地域もあります。その場合は変換プラグを購入する必要があります。
比較表を見ても分かるように、レプロナイザーシリーズの一番の魅力は仕上がりの良さです。
他の高級ドライヤーと比べても仕上がりの良さは特に感じやすいドライヤーなため、「艶感をもっと出したい」「髪を綺麗にまとめたい」「広がりを抑えたい」という方には満足度はかなり高めだと思います。(価格は飛び抜けて高いですが)
特に4D以降は他の高級ドライヤーと比較しても仕上がりレベルがUPする感じです。そのためレプロナイザーは価格は抜きに仕上がりを追求したい方向けのドライヤーだと強く感じます。
レプロナイザーは長期的にヘアケアしたい方や、髪を綺麗にまとめたいドライヤーとしてこれ以上はないかと!
【選び方】レプロナイザーは3D、4D、7D、27D、107Dの中からどれを買うべきか
購入を検討している方からすると、ここが一番気になるところではないでしょうか。
3D、4D、7D、27D、107Dの中からどれを選べばよいのか
この疑問に対しては、個人的には4D以上なら他の高級ドライヤーと比べても仕上がりの良さは体感しやすいと思います。
そのため価格からのコスパ目線では4Dが個人的にはおすすめ。
またくせ毛やうねりが気になる、広がりをストンとおさえたい!なんて方は7D以上のモデルがおすすめです。
107Dは感動レベルの仕上がりですが、価格が価格だけに気軽におすすめしにくい点も。そのため7D以上は予算を決めて選んでみましょう。
※あくまで僕の感想ですので、コスパうんぬんより仕上がりに全てをかけたい方には27Dや107Dを自信持っておすすめします!
【超重要】購入は2年保証にできるバイオプログラミング公式ストアから!
レプロナイザーを開発してるバイオプログラミング商品は、ドライヤーの他にもヘアビューロンといったストレートアイロンやカールアイロン(コテ)が販売されています。
そして全て高額な人気商品なため、割引された偽物モデルが世の中に出回っていたことも。
レプロナイザーは割引が一切ない商品であり、公式からも割引して販売する事はないと明記されています。
そのためレプロナイザーシリーズは必ずバイプログラミング公式ストアから購入するようにしましょう。
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングで購入する時は、ストア名が「Bioprogramming」もしくは「バイオプログラミング公式」になっていれば安心です。そしてシリアルナンバー記載の保証書は大切に保管しましょう。
またバイオプログラミング公式ストア経由で購入したモデルは、製品登録することで1年→2年保証に延長できるため、こちらも忘れずにしておきたいところ。
製品登録できるのは購入後1ヶ月以内なため、買って届いたらまずは製品登録してくださいね。
バイオプログラミング公式はこちらから
高いし買うか迷う…なんて方は「レンタル」で試してみるのもおすすめ
レプロナイザーは約4万〜16万と超高額ドライヤーなため、気になっていても「買うか迷う…」なんて方も多いはず。
そこでそんな方にはレンタルで試してみるという選択肢もあり。
レプロナイザーをレンタルできるサイトは少ないですが、ゲオあれこれレンタルでお試しできる!
もともとの本体価格が高いためレンタル料金もわりと高めですが、もし欲しいとなったら割引購入できるサービスもあり!
レプロナイザーをレンタルしたい方はこちら
モデル | レンタルできる期間&料金 | レンタル先 |
レプロナイザー4D | ¥5,720 14泊15日 | ゲオでレンタルできるレプロナイザー4Dはこちら |
レプロナイザー7D | ¥6,970 14泊15日 | ゲオでレンタルできるレプロナイザー7Dはこちら |
レプロナイザー27D | ¥8,780 14泊15日 | ゲオでレンタルできるレプロナイザー27Dはこちら |
本体が高いためレンタル料金も高めになりがちですが、買って失敗しないという最大のメリットもあり◎
またレプロナイザーにかぎらず、他の高級ドライヤーをレンタルしたい方は下記の記事でも料金をまとめています。
美容師おすすめドライヤーはこちらから
ヘアビューロン全比較記事はこちらから
バイオプログラミング商品レビューはこちら