巻き髪がとれない方法は?カールが長持ちしやすいコテもまとめて美容師が解説
こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター美容師の大脇です。
こちらの記事では「コテで巻いた髪がすぐに取れてしまう…」なんてお悩みの方に、巻き髪を長時間キープする方法を解説します。
今回紹介する方法はどれも効果的です。カールがすぐにだれてしまう方は参考にしてください。
まず巻き髪を長時間キープする方法がこちら。
- しっかり乾かしてから巻く
- 少ない毛束で巻いていく
- リファロックオイルをつけてから巻く
- 仕上げにスプレーで固定する
- 巻き髪がとれにくいコテを使用する
それでは順に解説していきます。
しっかり乾かしてから巻く
まずコテで巻く前に、髪がしっかり乾いてるか確認しましょう。
なぜなら髪が湿っていたり濡れている箇所があると、巻いてもカールがだれやすいからです。
湿気が強い梅雨時期はカールがとれやすいのと同じで、水分が残っているとカールはだれやすくなります。
そのため髪が少しでも湿っていると感じたら、ドライヤーでしっかり乾かしてから巻くようにしましょう。
少ない毛束で巻いていく
特に髪の量が多い方は、コテで巻いても一度でカールがつきにくくなりがちです。
そのためなるべく少ない毛束で巻いてあげる事で、綺麗なカールをつくりやすくなります。
またヘアクリップで何段かに分けながら巻く事もおすすめ。
ヘアクリップで何段かに分けて巻く時は、下の段から巻いていきましょう。
手間と時間はかかりますが、少ない毛束で巻くほどしっかりとしたカールがつくりやすくなります。
仕上げにスプレーで固定する
そしてスタイリングが終わったら、仕上げにスプレーで固定すると長時間カールをキープしやすくなります。
サロンでヘアセットをすると仕上げにスプレーする事がほとんどですが、これはスタイルを長時間キープするためです。
スプレーにもソフト〜ハードまで種類がありますが、巻き髪をキープするくらいでしたらソフトでも十分に効果は高めです。
リファロックオイルをつけてから巻く
また最近では、コテでつくった巻き髪をキープしやすくするためにこんなアイテムが登場。
こちらは「巻く前」につけるオイルになり、乾いた髪につけてから巻く事でスタイルをキープしやすくなります。
ロックオイルには「熱を素早く伝え素早く下げる熱伝導仕組み」があり、スタイルキープに優れたオイルに!
髪は熱で形状を変え、冷ます事で形をキープしやすくなります。その仕組みをロックオイルは利用しており、コテの熱を瞬時に冷ます事で巻き髪をロックしやすくなっています。
実際に検証してみた結果がこちら。
こんな感じでカールがだれにくくなり、体感的には15〜20%くらい持続効果が上がるかな?と!
また巻き髪をキープするだけでなく、コテの熱ダメージを軽減する効果も高いため、定期的に巻く事が多い方には是非一度使ってもらいたいアイテムに!
リファロックオイルの使い方こちらから
巻き髪がとれにくいコテを使用する
今ではたくさんの種類のコテがありますが、中にはカールがだれやすいコテもあります。
特に最近増えてきている価格が数万以上もする高級カールアイロンは、髪が傷みにくいメリットはあるものの、逆にカールがだれやすいという声も見られます。
髪が傷みにくいコテは、髪の水分量をなるべくキープしながら巻く事ができ、仕上がりがしっとりした質感になりやすいです。しかし髪に水分が残りやすいため、カールの持続効果は落ちやすいというデメリットも。。(雨の日はカールがとれやすい原理と同じ)
そのため逆に髪の水分をぬきながら巻けるコテの方が、カールの持続効果は高めになりやすいという事にもなります。
髪の水分をぬくほど傷みやすくはなりますが、カールの持続効果は高めです。(どちらにもメリットデメリットはあり)
ただ「なるべく髪は傷めたくない…」と感じる方が多いと思いますので、、
- カールの持続効果が高め
- だけどその中でも髪が傷みにくいコテ
という2つの条件をもとに、美容師目線でおすすめしたいコテが下記になります。
- アイビル D2アイロン ¥5,000前後
- クレイツ イオンカールプロ ¥5,500前後
- マグネットヘアプロ ¥17,600(税込)
アイビル D2アイロン
商品名 | アイビル D2アイロン |
価格 | ※32ミリサイズの価格です |
サイズ | 25、32、38ミリ |
種類 | チタン(シルバー)、ゴールド |
温度 | 80℃〜190℃ (10℃ずつ調節) |
重さ | 32ミリ・・340g 25ミリ・・320g |
コードの長さ | 3M |
主な機能 | ・バレルとグリップに特殊コーティング ・誤作動防止スイッチ ・自動電源オフ機能 |
こちらはアイビルから登場している上位モデルのカールアイロンに。
アイビルはプロ向け商品を開発しているメーカーですので、多くの美容師さんが愛用しているコテでもあります。
中でもD2アイロンは綺麗な巻き髪をつくりやすく、プレートの滑りも良いため髪への摩擦が少ないのもポイント。
定価は約1万ですが、Amazonや楽天では約半額で購入できるためお買い得です!
D2アイロンをチェック
D2アイロンのレビュー記事はこちらから
クレイツ イオンカールプロ
商品名 | クレイツ イオンカールプロSR |
価格 | ※32ミリサイズの価格です ※サイズによって価格は少し変わります |
サイズ | 26、32、38、45ミリ |
温度 | 120℃〜210℃ (10℃ごとに10段階調節) |
重さ | 32ミリ・・430g 26ミリ・・365g |
コードの長さ | 3M |
主な機能 | ・Wイオン特殊加工ロッド ・デュアルセラミックヒーター ・誤作動防止機能 ・自動電源オフ機能 |
こちらはクレイツから登場しているコテのロングセラーモデル。
恐らく美容師さんが使うコテで一番多いのがこちらのイオンカールプロでは?と思うくらい、プロからも愛用されているコテに。
クレイツもプロ仕様のメーカーなため、綺麗なカールをつくりやすいのがポイントです。
最近増えている高級カールアイロンに比べると毛先がパリッと少ししやすいですが、その分カールの長持ち効果は高め。
ただプレートの滑りが良いため、他のコテと比べても髪への負担は少なめになっています。
またイオンカールプロはAmazonや楽天で約半額の¥5,500前後で購入できるため、コスパ目線でも非常におすすめモデルに。
下手に数千円の安いコテを買うより、イオンカールプロかアイビルD2アイロンの方が断然おすすめです!
イオンカールプロをチェック
イオンカールプロのレビュー記事はこちらから
マグネットヘアプロ
商品名 | マグネットヘアプロ カールヘアアイロン ※旧ホリスティックキュアカールアイロン |
価格 | ¥17,600(税込) |
サイズ | 26、32、38ミリ |
温度 | 120℃〜200℃ (20℃ごとに5段階調節) ※ホリスティックキュアカールアイロンは150〜190℃ |
重さ | 32ミリ・・420g(コード込) 26ミリ・・340g(コード込) |
コードの長さ | 3M |
主な機能 | ・2層コーティングのキュアクリスタルプレート ・自動電源オフ機能 ・シリコンラバー ・海外対応 |
こちらはクレイツとホリスティックキュアーズのコラボモデルであるマグネットヘアプロカールアイロン。
分類的には価格が¥17,600(税込)なため高級カールアイロンに分類されますが、、
高級カールアイロンの中でもカールの持続効果が高めなのがマグネットヘアプロカールアイロンに!
そのため巻き髪の持続効果に加え、髪のダメージレス効果も重視したい方に一番おすすめのモデルがマグネットヘアプロカールアイロンになります。
同じ価格帯だとリファ、絹女がありますが、どちらも水分蒸発しにくいプレートでダメージレス効果は◎ですが、カールがだれやすいと感じる声も。(髪に水分が残りやすいためカールが少し戻りやすい)
その点マグネットヘアプロは水分蒸発しにくいプレート素材ではないものの、滑らかすぎる巻き心地が特徴で、髪への負担を最大限に抑えながら巻きやすい設計に。
何よりダメージレス効果を重視する方にはリファや絹女がおすすめですが、カールの持続効果も重視したい方にはマグネットヘアプロがおすすめです!
\ マグネットヘアプロをチェック /
マグネットヘアプロのレビュー記事はこちらから
いかがでしたでしょうか?
今回は巻き髪を長時間キープするための方法や、カールの持続効果が高いコテを紹介させて頂きました。
また下記の記事では、美容師目線で「髪が傷みにくいコテ」をまとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。