【コテ】ヘアビューロンカール7D、4Dの口コミは?購入者のリアルな本音を集めてみた
- ヘアビューロンのコテは美容師目線でどう?
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仕上がりやダメージレス目線では確かに良いが、5〜7万する価格ほどの違いは正直分かりにくいかも…
こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は大人気の高級カールアイロンであるヘアビューロンカール7D、4Dのレビュー記事になります。
まずヘアビューロンのコテは2Dの初期モデルから全て使用していますが、どれも仕上がりが良く、ダメージレス目線でもおすすめのシリーズに。
ただ7Dが約7万、4Dが約5万とあまりにも価格が高く、本当におすすめできるか?という点で考えるとコスパ的にはイマイチかな…というのが僕の正直な感想です^^;
ドライヤー(レプロナイザー)やヘアビューロンストレートは仕上がりの良さを体感しやすいですが、コテに関しては価格ほどの良さは感じにくいなぁと^^;
そのため個人的にはわざわざヘアビューロンカールを買わなくても、価格が2万前後のコテでも十分におすすめ!というのが本音です。(個人的なおすすめ高級カールアイロンはこちらの記事でまとめてます)
そこでこちらの記事では、ヘアビューロンカール7D、4Dの良かった点や知っておきたい注意点をまとめていきます。
またインスタを通して集計した、ヘアビューロンカール購入者のリアルな口コミもまとめてみましたので、購入を検討してる方は参考にしてください。
- ヘアビューロンカール7D、4Dを使って感じた良かった点
- 知っておきたいヘアビューロンカール7D、4Dの注意点
- 購入した方に聞いたヘアビューロンカールの正直な口コミ
- 他の高級カールアイロンとの違い
ヘアビューロンカール7D、4Dの基本情報 & 評価
商品名 | ヘアビューロンカール7D Plus | ヘアビューロンカール4D Plus |
価格(税込) | ¥71,500 | ¥49,500 |
サイズ | L…34ミリ S…26.5ミリ | L…34ミリ S…26.5ミリ |
温度 | 40℃〜180℃ | 40℃〜180℃ |
重さ | L…約495g S…約401g | L…約535g S…約427g |
コードの長さ | 2M | 2M |
主な機能 | ・バイオプログラミング ・自動電源オフ機能 ・海外対応 | ・バイオプログラミング ・自動電源オフ機能 ・海外対応 |
当メディアの評価
- 柔らかい質感のカールをつくりやすく、毛先がパサつきにくい
- 滑りがとても良い
- 低温でも綺麗なカールをつくりやすい
- 巻き直しをしやすく、ダメージレス目線でも優秀
- デザインの高級感
- 価格がものすごく高い
- 本体がかなり重ため
- バイオプログラミングに科学的根拠はなし
- Lサイズの太さが34ミリ(一般的なコテの太さは32ミリ)
- コスパで考えると微妙
ヘアビューロンカール7D、4Dは何が良い?使って感じた良かった点
まずヘアビューロンカールは価格が高いという最大のデメリットがありますが、仕上がりの良さや髪の傷みにくさで見るととても優れたコテに。
数字が上がるごとに(仕上がりレベルを左右する)独自のバイオプログラミングレベルが上がり、現在の最上位モデルは27Dとなっています。
- 柔らかい質感のカールをつくりやすく、毛先がパサつきにくい
- 滑りがとても良い
- 低温でも綺麗なカールをつくりやすい
- 巻き直しをしやすく、ダメージレス目線でも優秀
- デザインの高級感
柔らかい質感のカールをつくりやすく、毛先がパサつきにくい
まずヘアビューロンカールの一番のおすすめポイントは何と言っても仕上がりの良さ。
パリッとしたカールではなく柔らかい質感のカールをつくりやすく、毛先がパサつきにくい!
一般的なコテで巻くと毛先がパサっとした質感になる事が多いですが、ヘアビューロンで巻くとしっとり毛先までまとまる感じに。
数字が上がるごとに(仕上がりレベルを左右する)独自のバイオプログラミングレベルが上がるため、7Dと4Dは特に仕上がりの良さを体感しやすいです。
一般的なコテ(左)と4D(右)の仕上がりを比較
また個人的には、乾燥毛の方やブリーチ毛などの方は特に仕上がりの良さを体感しやすいと感じています。
滑りがとても良い
ヘアビューロンカールシリーズはプレート滑りがいいのが特徴ですが、7Dと4Dも非常に滑りが良くなっています。
そのため滑らすような感覚で巻きやすく、摩擦による髪の負担(=傷み)が圧倒的に少ないコテになっています。
低温でも綺麗なカールをつくりやすい
また個人的に感じている一番のおすすめポイントは低温でも綺麗なカールをつくりやすい事。
140度前後でも綺麗なカールをつくりやすく、他のコテと比べると低温スタイリングがやりやすいです^_^
高温になるほどカールはつくりやすいですが、返って髪が傷みやすくもなります。その点ヘアビューロンカールは低温カールがつくりやすく、髪への負担(傷み)も少なめに!
巻き直ししやすく、ダメージレス目線でも優秀
またヘアビューロンは傷みにくいカールアイロンなため、巻き直しがしやすいという嬉しいメリットも。
公式HPでは下記の記載が。
髪の傷みを心配せず、何度でも巻き直しが可能です。
Bioprogramming HPより
ちなみにこれを見ると全く傷まないような表現にも見えますが、傷みが少ないだけで何度でも巻き直しが可能というのはちょっと違うかなと^^;
とはいえ他のコテと比べても、(傷みが少ないため)巻き直ししやすいというのは実際に感じています。
デザインの高級感
最後にヘアビューロンカール7D、4Dはとても高級感あるデザインが特徴的に。
3Dまでは白を基調にしたデザインでしたが、4D以降はかなり高級感あるデザインに!
一部にゴールドを混ぜた高級感あふれる商品デザインになっており、所有感は高まりやすいです。笑
ヘアビューロンカールの口コミをチェック
知っておきたいヘアビューロンカール7Dと4Dの注意点
続いて実際に使用してきて感じたヘアビューロンカール7D、4Dの注意点がこちら。
- 本体がかなり重ため
- 温度上昇が遅い(※4Dのみ)
- バイオプログラミングに科学的根拠はなし
- Lサイズの太さは34ミリ(一般的なコテの太さは32ミリ)
- 価格があまりにも高く、コスパで考えると微妙
本体がかなり重ため
まずヘアビューロンカールは、他のコテと比べても本体が重ためです。
7D、4Dの重さ
商品名 | ヘアビューロンカール 7D Plus | ヘアビューロンカール 4D Plus |
重さ | L…約495g S…約401g | L…約535g S…約427g |
一般的なコテは300〜400gくらいですが、ヘアビューロンカールは500g前後(Lサイズ)とけっこうズッシリくる重さに。。
極端にいえばドライヤーを持っているような感覚なため、巻いてる途中に腕が疲れやすく感じる方も多いかと。
悪い口コミの中でも「重たい」は一番多い印象です^^;
温度上昇が遅い(※4Dのみ)
またヘアビューロンシリーズは温度上昇がかなり遅いのもデメリットの一つに。
4Dまでのモデルは温度立ち上がりまで2分〜2分半かかりやすく、他のコテと比べてもかなり遅めです。。
ただ上記のデメリットは4Dまでのモデルの事で、7Dは160度まで約45秒と温度上昇が早くなりました!
バイオプログラミングに科学的根拠はなし
ヘアビューロンシリーズやレプロナイザー(ドライヤー)の仕上がりの良さは、全て独自のバイオプログラミング技術によって再現されています。
バイオプログラミングレベルが上がる程仕上がり効果も高くなり、それに伴い価格も高くなります。
またバイオプログラミングでは髪の水分や細胞を直接活性化させる技術と言われていますが、残念ながら科学的根拠(エビデンス)はありません。
あてればあてるほど髪が綺麗になるというのは常識的にはありえません。また髪が傷まないという表現も現実的にはありえなく、誇張表現と言われてもおかしくはないです^^;
とはいえ実際には仕上がりも良く、髪が傷みにくいというのは実感しやすいコテでもあります。(あくまで科学的根拠がない事と誇張表現が引っかかるという意味です)
Lサイズの太さは34ミリ(一般的なコテの太さは32ミリ)
一般的なコテのサイズは32ミリとなっており、次に多いのが26ミリ(もしくは25ミリ)になります。
しかしヘアビューロンカールは、初代2Dから「L」「S」のサイズ展開に。
サイズの目安
商品名 | ヘアビューロンカール 7D Plus | ヘアビューロンカール 4D Plus |
サイズ | L…34ミリ S…26.5ミリ | L…34ミリ S…26.5ミリ |
そして上記を見ると分かるのですが、Lサイズは34ミリとなっており、一般的な32ミリと比べると2ミリ太いサイズに。
たった2ミリと思いそうですが、32ミリに慣れていた方ははじめ違和感を感じやすいかも^^;
ただヘアビューロンカールはじっくりあてながらカールをつくりやすいため、巻くのに慣れてくるとそんなには気にならないかと思います!
価格があまりにも高く、コスパで考えると微妙
最後にヘアビューロンカール7Dと4Dの価格がこちら。
価格
商品名 | ヘアビューロンカール 7D Plus | ヘアビューロンカール 4D Plus |
価格(税込) | ¥71,500 | ¥49,500 |
一般的なコテが1万以内、また他の高級カールアイロンが2万前後と考えると、ヘアビューロンカールの価格帯はあまりに高すぎなんですよね。。
価格の感じ方に個人差はあるとはいえ、個人的には価格ほどのメリットはちょっと感じにくいかなと…^^;
一般的なコテ(左)と4D(右)のカールを比較
いくら仕上がりや傷みにくさで優秀といっても、2万前後のコテでも十分に良いモデルはあるため、あえてヘアビューロンカールを選ばなくても…というのが正直な感想に。
筆者おすすめの高級カールアイロンはこちらから
ヘアビューロンカールシリーズの違い
ヘアビューロンカールは(上から) 27、7D、4D、3D、2Dの5種類あります。(2Dは廃盤モデル)
ヘアビューロンカール比較表
商品名 | 7D | 4D | 3D | 2D |
価格(税込) | ¥71,500 | ¥49,500 | ¥38,500 | ¥27,500 |
サイズ | L…34ミリ S…26.5ミリ | L…34ミリ S…26.5ミリ | L…34ミリ S…26.5ミリ | L…34ミリ S…26.5ミリ |
温度 | 40℃〜180℃ | 40℃〜180℃ | 40℃〜180℃ | 40℃〜180℃ |
重さ | L…約495g S…約401g | L…約535g S…約427g | L…約495g S…約4205g | L…約473g S…約394g |
温度上昇の早さ | かなり早い | 遅い | 非常に遅い | 非常に遅い |
コードの長さ | 2M | 2M | 2M | 2M |
バイオプログラミング | 7 | 4 | 3 | 2 |
自動電源オフ | ○ | ○ | ○ | ○ |
海外対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
比較表を見ても分かる通り、基本的な商品設計はほとんど同じです。
違いといえば仕上がりを左右するバイオプログラミングレベルと、7D〜温度上昇が早いと理解してもらってOK!
またヘアビューロンストレートとレプロナイザーシリーズ(ドライヤー)の違いは下記の記事でも詳しく解説しています。
実際に購入した方々の口コミまとめ
ここからはヘアビューロンカールを購入した方々のリアルな口コミを紹介します。
僕のInstagramでヘアビューロンカールを使っている方の感想をアンケートで集計してみました!
実際に回答してくださった方々の口コミ画像がこちら
ブリーチ毛でも毛先がパサパサしないので気に入ってます!ただ重くて腕は疲れますね😅
7D使ってます。ツヤが出て良いけどとにかく重いのが難点💦
仕上がりいいけど高すぎって思います!2D?のピンクが仕上がりと値段がまぁちょうどいいかな?
マグネットプロがコスパ的にいいと思ってます!
毎日ビューロン使ってますが全く枝毛ができません✨傷みがでないのでいいと思います✨高いけど笑
高いし重いしそんなに良くないです、、refaや絹女の方がいいと思います💦
確かに良いですがそのうち、iPhoneみたいにバージョン上がるけど変化わからなくなりそうです
こう見るとかなり正直な感想を聞けたな〜と^^;
他の使用してる方の声を見ると、仕上がりや傷みにくさの満足度が高めですが、やはり価格と重さにデメリットを感じる方が多い結果に。
そのため「コスパ目線」で見ると、ちょっとイマイチな方が多い印象です。
ヘアビューロンカールの口コミをチェック
【比較】他の高級カールアイロンとの違いは?
ヘアビューロンカール7D、4Dが気になる方は、2万前後の下記のコテが気になる方が多いかと。
比較対象の人気高級カールアイロン
- マグネットヘアプロ ¥17,600(税込)
- ReFa リファ ¥24,000(税込)
- 絹女 〜KINUJO〜 ¥19,800(税込)
そこでヘアビューロンと上記カールアイロンの違いを比較表にまとめてみましたので参考にしてください^_^
高級カールアイロン比較表
商品名 | ヘアビューロンカール 7D | ヘアビューロンカール 4D | マグネットヘアプロ | リファ | 絹女 |
価格(税込) | ¥71,500 | ¥49,500 | ¥17,600 | ¥24,000 | ¥19,800 |
仕上がりの艶感 | |||||
滑りの良さ | |||||
温度幅 | 40〜180℃ | 40〜180℃ | 120〜200℃ | 120〜180℃ | 100〜200℃ |
調節 | 7段階 | 7段階 | 5段階 | 4段階 | 10段階 |
温度上昇の早さ | かなり早い | 遅い | 早い | かなり早い | かなり早い |
重さ | 495g | 535g | 420g | 365g | 420g |
スイッチ | ボタン | ボタン | ボタン | ボタン | タッチパネル (デジタル表示) |
コード | 2M | 2M | 3M | 2.5M | 2.5M |
自動電源オフ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
誤作動防止 | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
海外 | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
美容師の 一言メモ | 価格は恐ろしいが、バイオプログラミング最高レベルで仕上がりや傷みにくさも最高級クラス。 | 重たい、温度上昇が遅いというデメリットはあるが、仕上がりの良さや痛にくさが最高クラス。 | 仕上がり、滑らかすぎる巻き心地が特に優秀。価格は高めだが、高級カールアイロンの中で比べるとコスパが最強レベル。 | 仕上がりの艶感や滑りの良さが特徴。また軽いので操作性も◎!ただバレルがやや短めなのと、温度幅が狭め。 | 仕上がりの艶感や滑りの良さが◎!また温度上昇が特に早く、タッチパネルデザインがおしゃれ。 |
レビュー記事 | この記事 | この記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
比較表を見ても分かる通り、ヘアビューロンカールは仕上がりやプレートの滑り、髪の傷みにくさで特に優秀なコテになります。
とはいえ他の購入した方々の口コミを見ると、「リファよりヘアビューロンの方が傷みにくい」なんて声もあるため、効果の感じ方には個人差はあり。
美容師目線でおすすめの髪が傷みにくいコテは下記でも詳しくまとめています。
リファとヘアビューロンカール比較記事はこちら
まとめ → 仕上がりやダメージレス目線では確かにいいが、個人的には2万前後のコテでも十分におすすめ
最後にまとめですが、ヘアビューロンカールは仕上がりの良さや髪のダメージレス目線で特におすすめのシリーズです。
そして中でも今回紹介した7D、4Dは特に仕上がり効果の良さを体感しやすく、ヘアケア重視の方には最高クラスといってもいいコテに。
ただ価格があまりにも高い事や、他の2万前後でも仕上がりの良さを十分に体感しやすいコテもあるため、個人的にはあえてヘアビューロンカールを買わなくてもいいかなぁ…というのが本音です^^;
7万のヘアビューロンカールと2万前後のコテがそこまで差があるか?と聞かれると、正直違いは分かりにくい…
ブリーチ毛などで髪がハイダメージの方はヘアビューロンで巻くと違いが出やすかったりするため、どのコテで巻いても毛先がパサつく!なんて方にはおすすめです!
是非今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
ヘアビューロンカールの口コミをチェック
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