裏編み込みって何?やり方と違いを美容師が分かりやすく解説
今回は大人気ヘアアレンジである裏編み込みのやり方を、美容師が分かりやすく解説していきます。
基本的なつくり方は編み込みと変わりません。ただ○を○にするだけ!
よく「裏編み」と略す事もあり、美容室のセットでもよく使われるアレンジになります。
- 裏編み込みのつくり方と仕組み
- 裏と表の違い(見え方)を比較
裏編み込みのつくり方
まず裏編み込みをつくる前に、編み込みが分からない方がいらっしゃいましたら、編み込みのつくり方から理解しましょう。
下記の記事にて編み込みのやり方を解説しています。
まずは編み込みのつくり方をサッとおさらいしていきます。
基本的に編み込みは三つ編みの原理と一緒です。
三つ編みの原理としては
左右の毛束を交互に重ねながら、真ん中にもってくるだけ!
編み込みでも基本的な考えは同じでした。
真ん中に重ねる際、後ろにある髪の毛を(少しすくいながら)一緒に重ねると編み込みができましたね。
編み込みでは上に重ねていたのを、裏編み込みでは【下】に重ねていくだけ!
もう答えがでてしまいました(笑)
編み込みと裏編み込みのつくり方の違いは一つだけ!
編み込みでは左右の毛束を交互に、【上に上に】と重ねていきましたが、裏編み込みでは【下に下に】重ねていきます。
図解で解説するとこんな感じです。
三つ編みや編み込みでは、左右の毛束を真ん中に重ねてもってくる時に、、
【上に上に】重ねていたのを、裏編み込みでは【下に下に】重ねていく繰り返しになります。
あとは編み込みと同じ要領で、重ねていく際に後ろにある髪の毛を少しすくい、一緒に後ろへ重ねていきます。
上記の行程をイメージしながら下記の動画を見て頂けると、理解が深まると思います。
裏編み込みのやり方動画(約2分)
画像で裏編み込みのつくり方を解説!
では画像とテキストで裏編み込みのつくり方を解説していきます。
裏編み込みしたい箇所の上の段をざっくりとり、3つにわけます。
三つ編みと同じ行程で、左右の毛束を【下に下に】交互に重ねます。
右の毛束を下に重ねて真ん中にもっていく際、後ろにある髪の毛を少しすくいます。
すくった毛束と一緒にしながら、下(裏)に通しながら真ん中へ
左の毛束を下に重ねて真ん中にもっていく際、後ろにある髪の毛を少しすくいます。
すくった毛束と一緒にしながら、下(裏)に通しながら真ん中へ
以下 ーー 同じ繰り返し ーー
編み込みと同じ要領で左右の毛束を真ん中にもっていく際、違うのは上に重ねていたのを下(裏)に重ねていくだけ!
すくう髪の毛がなくなったら三つ編みでまとめ、毛先をゴムで結べば完成です。
裏編み込みをつくる上で気をつける点
編み込みをいつもしている方からすると、見ればなんだかできそうな感じしませんか?
編み込みと同じで、下にある髪をすくい交互に重ねていく際、なるべく手と頭皮が離れないよう意識してみましょう。
いざやってみると、いつも上に編んでいたのを下に変えるだけで頭がごちゃごちゃになってしまうかもしれません。
実際僕もはじめはごちゃごちゃになり、今どっちの毛束を重ねたっけ・・・?とテンパる事も・・(苦笑)
はじめのうちは、ひとつひとつの行程を丁寧に進めていきましょう。
慣れてくるとリズムが大事になってきます。
ゆっくりやっていくのもはじめは大事ですが、ある程度慣れてきましたら少しテンポを速めて、リズミカルに編み込みをしていくと上達が早いですよ!
編み込みと裏編み込みの違い
上に重ねるのを下に重ねたくらいで何か違いがあるの?と思われている方!
ただ上(表)と下(裏)に変えるだけで、編み込みのデザイン(見え方)が全く違うものになってくるんです。
こちらは見た方が早いので画像を見て比べていきましょう。
まずは普通の編み込み⇩
次に裏編み込み⇩
注目したいのは編み目の見え方。
編み込みに比べて、裏編み込みの方が編み目が浮き上がって見えるのがお分かりでしょうか?
裏編み込みでは「編み目」をより強調する事ができます。
また裏編みだと編み目を引き出してこんな感じに広げる事もできます⇩
こんな感じでアレンジの幅が一気に広がりますね。
当サイトでは編み込みでできるヘアアレンジをいくつか紹介しています。
下記から編み込みを使ったヘアアレンジをチェックできますので参考にしてみてください。
またコテで全体的に軽く巻いておくとアレンジがやりやすくなります。
特に硬毛の方や髪の毛が直毛な方は、コテで巻いてからアレンジする事をおすすめします!
下記の記事では美容師目線でおすすめのコテをまとめていますので参考にしてください。