リファカールアイロンの悪い口コミを美容師が解説!コテのデメリットをまとめてみた
こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は大人気 ReFa(リファ)カールアイロン(コテ)を、実際に使用している美容師がレビュー。
まずはじめに結論を書くと、リファは髪が傷みにくいコテを探している方や、柔らかい質感が好きな方に大のおすすめ。
傷みにくいコテが欲しい方はリファを選んでおけば間違いない!というくらい美容師目線でもおすすめです◎
こちらの記事ではリファカールアイロンについて美容師がまとめてみたので、購入を検討してる方は参考にしてください。
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ReFa リファ ビューテックカールアイロンの基本情報 & 評価
商品名 | リファ ビューテックカールアイロン |
価格 | ¥24,000(税込) ※新モデルのプロは¥25,000(税込) |
サイズ | 26、32ミリ |
温度 | 120℃〜180℃ (20℃ごとに4段階調節) |
重さ | 32ミリ・・365g(コード込) 26ミリ・・350g(コード込) |
コードの長さ | 2.5M |
主な機能 | ・3層構造のカーボンレイヤープレート ・熱伝導に優れたヒートセンシング ・温度ロック機能 ・自動電源オフ機能 |
当メディアの評価
- 他のコテと比べて仕上がりの艶感、柔らかさが優秀
- 髪への負担が少なく、ダメージレス目線で◎
- 滑りが良く、滑らすような感覚で巻きやすい
- 温度上昇が早く、温度ムラも少ない
- 軽くて持ちやすい
- 温度幅が120〜180℃と狭め
- 温度設定が4段階(20℃づつ)と少なめ
- バレル(巻く部分)が他のコテと比べると少し短め
- バレルのホールド力が強くはない(人によってはメリット)
- 修理代が高め
リファのコテは何がいい?5つのおすすめポイントを美容師が解説
リファのコテは何がいい?という質問に、美容師が回答するとこちら。
- プレートの保水効果が高く、傷みにくさ(ダメージレス目線)が特に優秀
- 髪の保水力に優れ、しっとりした柔らかいカールをつくりやすい
- プレートの滑りがめちゃくちゃいい
- 熱ムラが少ないヒートセンシング機能で、温度上昇が早い
- 軽量設計で腕が疲れにくい
プレートの保水効果が高く、傷みにくさ(ダメージレス目線)が特に優秀
リファのコテは水分蒸発しにくい設計となっており、髪の毛の「保水効果」が非常に高くなっています。
また「保水効果が高い=髪の水分をキープしやすい」ため、髪の傷みにくさ(ダメージレス目線)で特におすすめのコテに。
傷みにくさで見るとリファ以上はほとんどない!と言ってもいいくらいダメージレス効果が高めですよ^_^
また「水分蒸発しにくいってどういう事?」なんて方は下記の動画をご覧ください。
水分蒸発しにくいプレートの検証動画
一般的なアイロンだと、濡れた髪にアイロンをあてるとジュッと水分蒸発しますが、リファのコテはプレートに水分が残る驚きの設計に!
そして高い保水効果の秘訣は、リファ独自のカーボンレイヤープレートにあり。
ご覧のようにプレートは「低反発コート」「ヒーター」「高密度炭素」の3層構造となっています。
一般的なコテはヒーターのみですが、リファのコテは熱をはさむ前に高密度炭素と低反発コートが「クッション」となり、髪の毛のキューティクルを傷つけにくい設計になっているんですね。
直に熱をあてず、髪とコテの間に「クッション」を挟んでるようなイメージです。そのため熱によるダメージレス効果が高くなっています。
ちなみに他の絹女というコテのバレルにも水分蒸発しにくいプレート加工がされていますが、リファはバレルと「挟む部分」の両面ともにプレート加工されてるのも特徴。
プレート加工を比較
そのため上記を考えると、リファの方がダメージレス効果がやや高めな設計かな?という感じに。(細かい違いですが…)
髪の保水力に優れ、しっとりした柔らかいカールをつくりやすい
また髪の保水効果が高い事から、仕上がりがプルンと柔らかい質感のカールをつくりやすいのもリファの特徴です。
逆に脱水効果が高い一般的なコテは、毛先がパリッとした質感になりやすい^^;
最近ではくっきりカールより「ニュアンスカール」のような柔らかい質感がトレンドなため、流行りのカールスタイルをつくりやすいのもポイントに。
プレートの滑りがめちゃくちゃいい
また実際にリファのコテでスタイリングしてみると滑りの良さにびっくりしました。
リファのコテは髪を滑らすような感覚で巻きやすいので、ナチュラルな雰囲気をつくりたい方におすすめです。
温度ムラが少なくヒートセンシング機能を搭載【温度上昇が早い】
リファのコテには、素早く温度を上昇させるヒートセンシング機能を搭載。(高温設定でも1分もあれば立ち上がります)
そのためスタイリング中の温度が下がりにくく、熱ムラが少ないためスタイリングのムラも起きにくくなっています。
何度も巻き直す事なく、一度で綺麗なカールをつくりやすい設計に!
軽くて腕が疲れにくい
普段はいろんなコテを使用してますが、リファのコテを持ってはじめに思った事がこちら。
か、軽い・・!これは使いやすそう!
他のメーカーのコテだと400g前後のコテが多いですが、リファは約350gと軽い設計に。(ちなみにヘアビューロンシリーズは500g前後…)
そのためリファのコテは、巻いていても腕が疲れにくいという嬉しいメリットも。
リファのコテは傷まないって本当? 美容師が回答すると…
リファのコテに関して調べていると「傷まない」という検索ワードが出てきます。
そのため「リファのコテは傷まないんだ!」と思う方もいそうですが、あくまでリファは髪が傷みにくいだけです。
他と比べると髪が傷みにくいコテにはなりますが、傷みが全くないわけではないのでご注意を!
リファのコテは水分蒸発しにくいプレートでダメージレス目線で優れていますが、高熱を髪にあてすぎる、濡れた髪に使用する・・など続けると普通に髪は傷みます。
リファカールアイロンの【3つの悪い口コミ】に美容師が一つずつ解説
リファのコテについて調べていると「悪い口コミ」という検索ワードもあり。
これについて深掘りしていくと、どうやら下記に不満を持っている方が多い印象。
- 滑りがいい
- カールがとれやすい
- バレルの長さが短い
これに対し一つづつ美容師が解説していきます。
滑りがいい → ヘアケア目線ではいいが、人によってはやりにくく感じる人も
まずコテの滑りがいい事に関して、美容師目線で解説するとこちら。
滑りがいい=髪への負担が少なく、ダメージレス効果としていい事◎
そして逆に滑りが悪いと、摩擦で髪が傷んでしまいます。
しかし人によっては「滑らすような感覚だと巻きにくい…」と感じる方も。
滑り良すぎるのが苦手な方は、個人的にはクレイツのエレメアカールがおすすめです!
カールがとれやすい → 髪の水分を残しやすいため、持続力はやや劣るかも
髪はしっとり、艶やかになります。
Amazonより
が、いまいちカール力不足が、改善点かもしれないです。
リファは髪の水分量を残しやすいバレル設計なため、ダメージレス効果は高めのコテに。
ただ髪の水分が他のコテより残りやすい分、カールの持続力はやや劣る可能性もあり。
下記の図解の通り、カールをもたせたいなら「脱水」してあげることが大事。ただ脱水=髪は傷みやすくなるというデメリットも。
リファは「保水」に特化してるため、カールを長持ちさせたい、くっきり巻きたい、という方は価格が安めなコテの方が満足度は高めかも^^;
またリファからは「カールを持続」させるためのアイテムとしてロックオイルもあり。
こちらはコテで巻く直前の乾いた髪につけ、あとはいつも通りスタイリングするだけ。
僕も愛用しており、巻いたカールがすぐとれてしまう・・とお悩みの方はロックオイルを試してほしいです◎
リファロックオイルの使い方は下記の記事で解説してます。
バレルの長さが短い → 確かに他のコテと比べると短い
またリファのバレルはやや短めな設計になっており「短くて巻きづらい」という口コミもいくつか見られます。
コテの縦の長さが短いので一度に多く髪が挟めない
Amazonより
どれくらい短いかというとこちら。
こちらはリファとマグネットヘアプロ、絹女で比較した写真ですが、見ても分かるようにリファのバレルはやや短めに。
バレルが長い方が巻きやすいと感じる方はマグネットヘアプロを候補にしてもいいかもしれません。
また補足ですが、2023年新モデルのリファカールアイロンプロはバレルが長めに改良されました!
短いバレルだと巻きにくそう…なんて方は新モデルのプロを買いましょう!
新モデルのプロはこちら
下記ではリファカールアイロンプロの違いまとめたので、気になる方は参考にしてください。
【選び方】32ミリと26ミリはどっちがいい?
リファカールアイロンの32ミリと26ミリの選び方はこちら。
- ロングヘアー → 32ミリ
- 肩前後のミディアム〜ショート → 28ミリ
まず一般的に一番需要(人気)のあるサイズは32ミリで、ロングヘアーの方は32ミリがおすすめ。
続いて肩前後のミディアム〜ショートヘアーの方は26ミリがおすすめです。
ミディアムで32ミリもいいですが、リファは(保水効果が高いことで)カールがだれやすい場合も。
そのため個人的にミディアム以下は26ミリをおすすめしてます。
新作リファカールアイロンプロの違い
2023年にリファから新作カールアイロンプロが登場しましたが、違いをまとめるとこちら。
比較表
プロ(新作) | 前作 | |
商品名 | リファ カールアイロンプロ | リファ ビューテックカールアイロン |
価格(税込) | ¥25,000 | ¥24,000 |
カラー | ホワイト、ブラック | ホワイト |
サイズ | 19、26、32、38ミリ | 26、32ミリ |
カーボンレイヤープレート ※水分蒸発しにくいダメージレス設計 | ||
バレル | 2センチ長くなった! | やや短め |
海外対応 |
- 商品名がカールアイロンプロに変更
- 一部デザイン
- バレル部分が2センチ長くなった
- ブラックカラーが追加
- 19、38ミリが追加
- 海外対応
- 価格が¥1,000UP
一番の改良点はバレルが2センチ長くなり、ロングヘアーでも髪が抜けにくくなったこと。そしてプロではブラックカラーや新サイズも増えています!
リファカールアイロンプロの違いは下記でも詳しくまとめています。
【比較表】リファと他の人気カールアイロンの違い
リファと他の人気のコテの違いを「比較表」にまとめてみました。
何か気になる商品があれば「詳細を見る」からレビュー記事をチェックできます!
スクロールしてください
商品名 | マグネットヘアプロ ※ホリスティック | リファ | 絹女 | クレイツ エレメアカール | クレイツ イオンカールプロ | クレイツ エスペシャルカール | サロニア | ヘアビューロン7D | ヘアビューン4D | アイビル D2 | アイビル DH | Nobby by TESCOM | サロンムーン | アゲツヤ セラミックカール | ヴィダルサスーン ピンクシリーズ |
価格(税込) | ¥17,600 | ¥24,000 | ¥19,800 | ¥13,200 | → ¥5,500前後 | →¥7,000前後 | ¥3,500前後 | ¥71,500 | ¥49,500 | → ¥5,000前後 | → ¥4,500前後 | ¥8,788 | 約4,000円 | 約4,000円 | →¥2,500前後 |
仕上がりの艶感 | |||||||||||||||
滑りの良さ | |||||||||||||||
温度幅 | 120〜200℃ | 120〜180℃ | 100〜200℃ | 40〜220℃ | 120〜220℃ | 120-200℃ | 100〜210℃ | 40〜180℃ | 40〜180℃ | 80〜190℃ | 100〜190℃ | 60〜210℃ | 80〜220℃ | 140℃〜220℃ | 100〜180℃ |
調節 | 5段階 | 4段階 | 10段階 | 10段階 | 10段階 | 5段階 | 5℃づつ調節可 | 7段階 | 7段階 | 10段階 | 25段階 | 5℃づつ調節可 | 5℃づつ調節可 | 5段階 | 14段階 |
温度上昇の早さ | 早い | かなり早い | かなり早い | 早い | 早い | 早い | 早い | かなり早い | 遅い | かなり早い | 普通 | かなり早い | 早い | 早い | 早い |
重さ | 420g | 365g | 420g | 422g | 430g | 380g | 370g | 495g | 535g | 340g | 390g | 410g | 390g | 370g | 385g |
スイッチ | ボタン | ボタン | タッチパネル (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン&ダイヤル | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン&ダイヤル |
コード | 3M | 2.5M | 2.5M | 3M | 3M | 3M | 2M | 2M | 2M | 3M | 3M | 1.8M | 2M | 2.5M | 1.9M |
自動電源オフ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
誤作動防止 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × | × |
海外 | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
美容師の 一言メモ | 仕上がり、滑らかすぎる巻き心地が特に優秀。価格は高めだが、高級カールアイロンの中で比べるとコスパが最強レベル。 | 仕上がりの艶感や滑りの良さが特徴。また軽いので操作性も◎!ただバレルがやや短めなのと、温度幅が狭め。 | 仕上がりの艶感や滑りの良さが◎!また温度上昇が特に早く、タッチパネルデザインがおしゃれ。 | クレイツの最上位モデル。温度幅が非常に広く、低温スタイリングができるのもポイント。 | エレメアの前モデルで、価格が約半額で購入できるためコスパが最強。美容師愛用率も高め。 | クレイツと人気美容室のアフロートがコラボしたモデル。全体的に使いやすいが、イオンカールプロほど割引されていない。 | 約3,000円とは思えないほど機能満載。仕上がりや滑りの良さは多少劣るものの、価格を考えれば大満足レベル。 | 価格は恐ろしいが、バイオプログラミング最高レベルで仕上がりや傷みにくさも最高級クラス。 | 重たい、温度上昇が遅いというデメリットはあるが、仕上がりの良さや痛にくさが最高クラス。 | アイビルの最上位モデル。温度上昇が特に早く、半額程度で購入できるためコスパも◎! | 価格もお手頃で使い勝手も◯!ただダイヤル式で正確な温度が分かりにくいのがデメリット。 | 機能の豊富さ、使い心地や仕上がりも良く非常にバランスが◎!1万前後で探している方に特におすすめ。 | バレルが15センチと長めで、髪が抜けにくい設計に。また温度幅も広く、価格を考えるとコスパ満足度が高め。 | 約4,000円とは思えないほどコスパが優秀。仕上がりの艶感など劣る点もあるが、なるべく安いコテを探している方におすすめ。 | 一番の魅力は約2,000円という安さ!とりあえず巻ければいいという方向け。温度はダイヤル調節なので正確な温度が分かりにくい。 |
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※重さは32ミリサイズを基準にしてます。
※あくまで僕自身が美容師として使用したレビューをもとにまとめているため、個人的見解になります事をご理解ください。(仕上がりの良さや滑りの感じ方には個人差があります)
※海外は電圧を参考に可不可とまとめていますが、電圧によっては対応できない地域もあります。その場合は変換プラグを購入する必要があります。
比較表を見ても分かるように、リファのコテは「仕上がりの艶感」「滑り」「温度上昇の早さ」「軽さ(操作性)」でどれもポイントが高めです。
逆にデメリットとしては温度幅が狭く、4段階と設定段階も少なめな事、そして価格が¥24,000(税込)と高めな事が挙げられます。
リファと絹女の比較記事はこちらから
リファのコテが気になるけど迷う…なんて方は「レンタル」もおすすめ
リファのコテは2万以上と高額なため「欲しいけど悩む…」なんて方も多いと思いますが、そんな方にはレンタルで試してみるのもおすすめ。
いくつかリファをレンタルできるサイトはありますが、エアクロモールがお得にレンタルできます◎
エアクロモールは他のレンタルサイトより長く借りれて料金もお得!また仮に「欲しい!」となったら割引購入もできる!
\ リファをお得にレンタルするならここ! /
リファをレンタルできるサイトは下記でもまとめています。
結論 → リファのコテは仕上がりや傷みにくさ重視の方に大のおすすめ!
リファは他のコテと比べても髪が傷みにくく、仕上がりの柔らかさや艶感を求める方に特におすすめ。
ヘアケア効果が高いため、おすすめする美容師さんが多いのも納得◎
温度幅が狭い事やバレルが短めというデメリットはあるものの、ヘアケア重視の方は買って間違いないコテと言えるでしょう。
是非商品選びの参考にしてください。
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