【口コミ】コラーゲンヘアアイロンLVを使用レビュー!効果や注意点を美容師が解説
こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は2022年に登場した話題の新商品であるコラーゲンヘアアイロンLVのレビュー記事になります。
まずコラーゲンヘアアイロンはLED照射されるプレートを搭載し、普段のヘアセットだけでなく、アウトバストリートメントを使用したダメージケアもできる2WAYアイロンに。
低温でアウトバストリートメントを浸透させるヘアケア機能もあるためも、しっかりダメージケアしたい方におすすめです^_^
また実際に使ってみた感想としては、仕上がりの艶感や高い保水性を感じやすく、髪の傷みが気になる方やヘアケア重視の方に特におすすめ。
しかし価格が¥53,980(税込)とかなり高額なため、おすすめできる人とできない人がはっきり分かれるアイロンだと感じています。
そこでこちらの記事では下記についてまとめていきますので、購入を検討している方は是非参考にしてください。
- コラーゲンヘアアイロンLVに期待できる効果
- 購入前に知っておきたい注意点
- コラーゲンヘアアイロンLVをおすすめできる人とできない人
- 他の人気高級ストレートアイロンとの違い
- おすすめの購入方法
- セット時の仕上がりの艶感を感じやすく、髪の保水効果が高め
- 低温でアウトバストリートメントケアもできる
- 18段階の細かい温度設定が可能
- プレート面積が広めで、癖をしっかり伸ばしやすい
- プレートロックでき収納目線でもGood
- 海外でも使用できる
- 価格が高めで、トリートメントケアしない方にはコスパ目線で微妙
- お風呂では使えない(あくまでアウトバス専用)
- 本体が大きめなためショートスタイルには不向き
コラーゲンヘアアイロンLVの基本情報
商品名 | コラーゲンヘアアイロンLV |
価格 | ¥53,980(税込) |
発売月 | 2022.7 |
色 | ピンク、シルバー |
温度 | 60〜230℃ 18段階調節 |
重さ | 約360g |
コードの長さ | 1.9M |
主な機能 | ・LED照射プレート ・トリートメントケア機能 ・自動電源オフ機能 ・海外対応 |
【効果】コラーゲンヘアアイロンを使ってみて感じたおすすめポイント
まず実際にコラーゲンヘアアイロンLVを使ってみて感じた良かった点がこちら。
- セット時の仕上がりの艶感を感じやすく、髪の保水効果が高め
- 低温でアウトバストリートメントケアもできる
- 18段階の細かい温度設定が可能
- プレート面積が広めで、癖をしっかり伸ばしやすい
- プレートロックでき収納目線でもGood
セット時の仕上がりの艶感を感じやすく、髪の保水効果が高め
まずストレートアイロンで重要視すべき項目が仕上がり目線。
実際にコラーゲンへアアイロンLVを使用しましたが、髪の艶感や毛先までのまとまり感がとても優れていると感じました。
癖はしっかり伸び、かつ毛先までしっとりまとまるため「保水性」も高い印象です^_^
動画でLEDプレートをチェック
保水性が高くないアイロンだと、癖は伸びてもパサっとした質感になりがちですが、コラーゲンヘアアイロンは毛先までしっとりした質感になりやすい!
そして下記は約3,000円で大人気のサロニアとコラーゲンヘアアイロンLVの、仕上がり違いをチェックした写真に。
毛先の仕上がりを比較
サロニアも癖はしっかり伸びますが、全体のまとまり感や毛先のしっとり感はコラーゲンヘアアイロンLVの方が優れている事がわかりますね。
そのためコラーゲンヘアアイロンLVは、仕上がりの艶感やしっとりした質感重視の方におすすめです。
低温でアウトバストリートメントケアもできる
コラーゲンヘアアイロンはヘアセットだけでなく、アウトバストリートメントを使用したヘアケア機能を搭載しています。
個人的にはここが最大ポイントかなと!
お風呂上がり後の濡れた髪に付属のアウトバストリートメントをなじませ、低温(60度)でアイロンする事で、トリートメントをより浸透させながら切れ毛やダメージ毛の補修効果に期待できます。(ただ傷みがなくなるわけではない)
そしてその後はいつも通りドライヤーで乾かすだけですが、トリートメント効果をしっかり吸着させる事で、しっとりしたまとまり感や柔らかい質感を体感しやすくなっています。
動画でサクッと見たい方はこちらから
ダメージで髪がパサパサな方、乾燥毛の方、髪が広がりやすい方には特に試してもらいたい!
ドライヤー前に低温アイロンをするという手間はかかりますが、時間をかけてでもしっかりヘアケアしたい方におすすめです。
ヘアケア機能の使い方は後ほど解説しています。
18段階もの細かい温度設定ができ、低温スタイリングも可能
コラーゲンヘアアイロンLVは60〜230度まで18段階の細かい温度設定ができます。
また60度からの超低温スタイリングにも対応しているため、熱ダメージを抑えたい方にも嬉しい温度幅に。
温度が低いほどダメージは小さくなりますので、なるべく低めで自分にあった温度で使用しましょう。
プレート面積が広めで、癖をしっかり伸ばしやすい
一般的なストレートアイロンはプレート幅が25ミリ前後が多いですが、コラーゲンヘアアイロンでは30ミリとプレート幅が少し広めに。(縦もさらに長め!)
またプレス時のプレート隙間が少ないのも◎!
そのため一度でしっかり癖を伸ばしやすい設計になっており、癖が強い方やロングヘアーの方に特におすすめです。
他の人気アイロンである絹女(プレート幅が28ミリ)は癖をしっかり伸ばしやすい事で高評価を得ていますが、コラーゲンヘアアイロンは(幅が)30ミリとより伸ばしやすい設計に!
プレートロックでき収納目線でもGood
コラーゲンヘアアイロンはコード部分にあるロックをスライドさせる事で、プレートを閉じた状態で保管する事ができます。
そのためよりコンパクトに本体を収納できます。
デメリットは?購入前に知っておきたいコラーゲンヘアアイロンの注意点
続いて実際に使ってみて感じたコラーゲンヘアアイロンLVのデメリット(注意点)がこちら。
- 価格が高めで、トリートメントケアしない方にはコスパ目線で微妙
- ホームページの一部宣伝文句に違和感を感じる
- お風呂では使えない(あくまでアウトバス専用)
- 230度の高温セットはおすすめしない
価格が高めで、トリートメントケアしない方にはコスパ目線で微妙
まずコラーゲンヘアアイロンLVはヘアセットだけでなく、低温でトリートメントケアするといった2通りの使用できるヘアアイロンに。
最近では超音波アイロンなどヘアケアを目的としたアイロンもありますが、ヘアセットとヘアケア(トリートメント補修)を両方できるアイロンはコラーゲンヘアアイロンLVくらいかな?と。
ただ・・ただですよ。
個人的には、価格(約5万)を考えると 2WAYどちらも使用 しないとコスパ目線では微妙というのが正直な感想です。
トリートメント機能を使わないなら2万前後のアイロン(絹女やリファetc…)の方がコスパ目線では十分かなと^^;
ヘアセットだけでなく、ドライヤー前のアウトバストリートメントでしっかりヘアケアしたい方にはおすすめです!
ホームページの生涯コストのコスパ計算に少し違和感が・・
また個人的に少し引っかかったのがこちら。
ホームページに記載の、生涯使用した計算でのコスパ感
こちらは生涯コラーゲンヘアアイロンを使用した事による、節約効果を謳っているわけですが・・
一生使える家電なんて存在しないのでは・・
ヘアアイロンはだいたい長く使えても5年前後かな〜というのが僕の考えであり、生涯ずっと同じ商品を使い続ける…なんて事はないかなと。
なので個人的にはもっといい伝え方があったのでは…と思ったり。(って余計なお世話か…?笑)
お風呂では使えない(あくまでアウトバス専用)
コラーゲンヘアアイロンLVのトリートメントケア機能では、アウトバストリートメントを使用します。
しかし中には
お風呂でシャンプー後のトリートメント時に使用できるのかな?
と思う方もいそうですが、防水加工はないためお風呂での使用は非推奨です。
最近はヤーマンやケアプロなど、(流すタイプの)トリートメント後に使用する商品が人気なため、同じような機能だと勘違いしてしまう方もいるかも^^;
コラーゲンヘアアイロンLVのトリートメントケア機能は、(洗い流さない)アウトバストリートメント後に使用するものだという事を覚えておきましょう。
230度の高温セットはおすすめしない
コラーゲンヘアアイロンLVは、60〜230度まで18段階もの細かい温度設定がポイントです。
しかし美容師目線で伝えたい事がこちら。
どんなに硬毛で癖が強くても、180度もあれば綺麗に伸びます!そして200度以上は髪がめちゃくちゃ傷みます!!
ストレートアイロンは高温になるほど癖が簡単に伸びるため、中には200度以上にセットしてる方も多い印象。。
しかしどんなに硬毛で癖が強い方でも、160〜180度もあれば癖はしっかり伸び、、
さらにダメージ毛になるほど低温(130〜150度前後)で使用しないとダメージがよりひどくなりがちに。
温度が低ければ低いほどダメージケアではおすすめです。ただ低いほど癖は伸びづらくなるため、自分にあったベストな温度帯を見つけて使用しましょう。
コラーゲンヘアアイロンの「使い方」を美容師が解説すると…
ここでは従来のヘアセット使用ではなく、トリートメントケア機能の使い方をまとめてみたので参考にしてください。
基本はお風呂上がり後の濡れた髪にアウトバストリートメントをなじませ、60度の低温でアイロンし、後は乾かすだけです。
動画で見たい方はこちらから
※別のアウトバストリートメントでも使用できます。
トリートメントを浸透させる感じで全体を通していきます。
トリートメントが浸透しやすくなり、より髪のまとまり感がUP!(最後の仕上げに冷風をあてるとなおGood)
【一括比較】他の人気高級ストレートアイロンとの違い
コラーゲンヘアアイロンLVは約5万と高額な商品です。
そこで他の人気高級アイロンとの違いを比較表にまとめてみましたので参考にしてください。(全て実際に使用しながら比較しています!)
気になる商品があれば「詳細を見る」から各レビュー記事をチェックできます^_^
一括比較表
商品名 | コラーゲン ヘアアイロンLV | リファ | 絹女 | ヘアビューロン4D | ヘアビューロン7D | YAMAN ヤーマン | ナノケア ※上位モデル | ダイソン |
価格(税込) | ¥53,980 | ¥22,000 | ¥19,800 | ¥49,500 | ¥71,500 | ¥22,000 | ¥19,000前後 | ¥53,900 |
仕上がりの艶感 | ||||||||
癖を伸ばす力 | ||||||||
滑り | ||||||||
アウトバスの トリートメントケア機能 | できる | × | × | × | × | × | × | × |
温度幅 | 60〜230℃ | 140〜220℃ | 130〜220℃ | 40〜180℃ | 40〜180℃ | 140〜180℃ | 130〜200℃ | 165〜210℃ |
調節幅 | 18段階 | 5段階 | 10段階 | 7段階 | 7段階 | 5段階 | 5段階 | 3段階 |
温度上昇の早さ | 早い | 早い | かなり早い | 遅い | 遅い | 早い | 早い | かなり早い |
重さ | 360g | 295g | 390g | 422g | 448g | 約403g | 380g | 561g |
コード | 1.9M | 2.5M | 2.5M | 2M | 2M | 2.6M | 1.7M | コードレス |
スイッチ | ボタン | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン |
自動電源オフ | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
誤作動防止 | なし | あり | なし | あり | あり | なし | なし | あり |
海外 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | × |
美容師の 一言メモ | ヘアセットだけでなく低温でトリートメントケアもできる2WAYアイロン。 入浴後のヘアケアもしっかりしたい方におすすめ! | 仕上がりも良くて軽くて操作性も◎!ただ癖が強い方やロングヘアーには不向きかも。 | 仕上がりや癖を伸ばす力が非常に優秀。価格に対するコスパが半端なく、迷ったら買いレベル。 | 価格はかなり高いが、仕上がりの艶感や柔らかさは最高レベル。 | ヘアビューロンの中で一番の仕上がりレベル。 ただ価格が恐ろしく高い。。 | 仕上がりが良く、髪の傷みにくさを追求した設計に。毛先のカールをつくりやすいのも◎ | 瞬間ストレートという名の通り癖を伸ばす力が優秀。 ただナノイーの効果はちょっと分かりにくいかも。 | 高い、重い、大きいの3大デメリットはあるが、癖を伸ばす力はずば抜けて最強。 |
レビュー記事 | この記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※あくまで僕自身が美容師として使用したレビューをもとにまとめているため、個人的見解になります事をご理解ください。
※海外は電圧を参考に可不可とまとめていますが、電圧によっては対応できない地域もあります。その場合は変換プラグを購入する必要があります。
まず価格が数万以上もする高級ストレートアイロンは、ヘアケア目線でどれも優れており、仕上がりのまとまりや艶感レベルがどれも素晴らしいです。
そしてやはりコラーゲンヘアアイロンLVは、ヘアセットだけでなくトリートメントケアもできるのが最大のつよみに。(他はできない)
そのため普段のヘアセットだけでなく、お風呂上がり後にしっかりトリートメントケアしたい方に特におすすめです!
また逆にトリートメントケアはいらないかな・・なんて方は、他のモデルでも十分かなと^^;(コスパ的に)
選び方としては下記を参考にしてください。
- ヘアセットだけでなく、トリートメントケア機能も使いたい方はコラーゲンヘアアイロン
- 癖毛をしっかり伸ばしつつ保水効果が高いものなら絹女
- 癖は弱めでショート〜ミディアムヘアならリファ
- 仕上がりの艶感や柔らかさを何より重視したい方はヘアビューロン
- 多毛、硬毛、癖強い、ロングヘアーの方はダイソン
下記では美容師目線でおすすめの髪が傷みにくいストレートアイロンをまとめていますので、こちらもよければ参考にしてください。
コラーゲンヘアアイロンLVの知っておきたいQ&A
その他知っておきたい情報をQ&Aにまとめてみました。
結論 → ヘアセットだけでなく、低温トリートメントケアもしっかりしたい方におすすめ
最後にまとめですが、コラーゲンヘアアイロンは仕上がり目線やヘアケア目線でも優れたストレートアイロンに。
ただ価格が約5万とかなり高額な商品なため、ヘアセットだけでなく入浴後のトリートメントケア機能もしっかり使いたい方におすすめ。
そのためコラーゲンヘアアイロンLVをおすすめできる人とできない人をまとめるとこちら。
- 仕上がりに艶感や柔らかさを求めてる方
- 入浴後にトリートメントケア機能を使いたい方
- 髪の傷みや切れ毛にお悩みの方
- 広がる髪をしっとりまとめたい方
- プレート面積が広めで、素早く癖を伸ばしたい方
- ヘアセット目的でしか使用しない方
- 髪の傷みに悩んでない方
- しっとりした質感が苦手な方
是非商品選びの参考になれば嬉しいです!