【サロニア】イージーカールアイロンを使った正直な感想は?コテとの違いや注意点を解説
こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は大人気のSALONIA(サロニア)から新しく登場した、イージーカールヘアアイロンのレビュー記事になります。
まずイージーカールヘアアイロンは本体が360度回転という革新的な設計になっており、様々なカールスタイルをかんたんにつくれるアイロンに。
毛先のワンカール、流行りのニュアンスカール、波巻きといったカールスタイルをかんたんにつくれる新感覚アイロン!
使用イメージ
「本体持ち手」の部分がクルクル回るため、滑らす感覚で自由自在にカールをつくりやすくなっています!
そして実際に使ってみた感想としてはこちら。
- 名前の通り、思ってる以上にカールスタイルをつくりやすい
- コテ巻きが苦手な方にはまさに救世主のようなアイテムかも!
- とはいえコテ巻きに慣れてる方はわざわざ買わなくてもよし
まずイージーカールヘアアイロンは「コテ巻きが苦手な方」の悩みをもとに開発された商品ですので
- コテで流行りのカールを巻きたいけど苦手なんだよなぁ
- コテで巻きたいけど火傷が怖い…
といった、本当はカールスタイルをつくりたいけどコテは上手く使えない…と諦めていた方におすすめのアイロン。
逆にコテでいつも巻けている方は、個人的にはそのままコテで巻かれる事をおすすめします。(理由は後ほど記載)
こちらの記事では下記についてまとめてみたので、イージーカールヘアアイロンの購入を検討している方は参考にしてください。
- コテが苦手な方でも流行りのカールアレンジをつくりやすい
- 本体の360度回転設計で、カールアレンジを簡単につくりやすい
- 上下のプレートがカーブ設計なため自然なカールになりやすい
- コテのような火傷の心配が少ない
- 誤作動防止機能を搭載
- 専用の耐熱ポーチ付
- ストレートアイロンとしては基本使えない
- コテのような火傷の心配は少ないが、表面は熱くなるので注意
- コテ巻きに比べると髪に負担はかかりやすい
- サロニアのコテに比べると価格が高い
サロニア イージーカールヘアアイロンの基本情報
商品名 | SALONIA サロニア イージーカールヘアアイロン |
価格 | ¥6,930(税込) |
カラー | ブラックのみ |
温度 | 120℃〜210℃ (5℃ずつ調節可) |
重さ | 345g |
コードの長さ | 1.9M |
主な機能 | ・自動電源オフ機能(30分) ・ボタンロック機能 ・海外使用可 ・専用の耐熱ポーチ付属 |
イージーカールヘアアイロンを使って感じたおすすめポイント
実際にサロニアのイージーカールヘアアイロンを使ってみて感じた良かった点がこちら。
- 持ち手が360度回転し、滑らすような感覚で様々なカールアレンジができる
- 挟む力や回転する角度でカールの強弱をつくりやすい
- プレートがカーブ設計になっており自然なカールをつくりやすい
- コテのような火傷の心配が少ない
持ち手が360度回転し、滑らすような感覚で様々なカールアレンジができる
まずイージーカールヘアアイロンは持ち手が360度回転といった今までにないアイロン設計に。
コード部分が絡まりにくいよう360度回転するアイロンは多いですが、「持ち手」の部分もさらに回転するアイロンは見た事がない…(驚)
使用イメージ動画
そしてこの持ち手が360度回転する本体のおかげで、滑らすような感覚でたくさんのカールアレンジをつくる事ができるんです。
毛先のワンカール、流行りのニュアンスカール、波巻きといったカールスタイルがアイロン一つでつくりやすい!
そのため上記のようなカールスタイルをつくりたいけど
コテが苦手であきらめていた…
なんて方には革新的なアイロンになるんじゃないかと感じました。
挟む力や回転する角度でカールの強弱をつくりやすい
イージーカールヘアアイロンは滑りの良いアルマイトコーティングを採用。
実際に使ってみると滑りも良く、慣れてくるとスルスル〜と滑らす感覚でカールをつくりやすくなります。
そしてさらに慣れてくると「髪を挟む力」や「回転する角度」を調節する事で様々なカールをつくる事ができます。
- 髪を挟む力を弱くするとゆるめカールに
- 回転する角度を広めにするとしっかりめのカールに etc…
慣れるとコテで巻くより(これ一つで)たくさんのカールアレンジができそうです^_^
プレートがカーブ設計になっており自然なカールをつくりやすい
イージーカールヘアアイロンは見た目はストレートアイロンの形状ですが、プレートの形が独自のカーブ設計に。
ストレートアイロンは上下平面プレートですが、イージーカールヘアアイロンは上下とも自然なカーブ設計に。
そして独自のカーブ設計になっているため、滑らすだけでも自然なカールをつくりやすいというポイントが。
コテの丸みをストレートアイロンに融合した感じかなと!(この発想は面白い…!)
また個人的に思ったのが、カーブ設計のおかげでプレート跡が髪につきにくいという事。
さらにはストレートアイロンでカールをつくった時に起こりやすい「折れたようなカール」になりにくいのも◎!
コテのような火傷の心配が少ない
コテはプレート表面が高温になるため、火傷してしまった経験がある方も少なくないはず。
前髪を巻こうとおでこを火傷…なんて話はたくさん聞いてきました^^;
しかしその点イージーカールヘアアイロンはストレートアイロンのような設計になっているため、コテのような火傷をする心配が格段に減ります。
過去にコテを使って火傷してしまいそこから使ってない…なんて方は是非再トライしてもいいかもですよ^_^
画像のようにヘッドの先端を持てば火傷の心配はまずありません。ただ本体表面は熱くなる(コテほどではないが)ため注意しましょう。
購入前に知っておきたいイージーカールヘアアイロンの注意点
続いて実際に使って感じたイージーカールヘアアイロンの注意点がこちら。
- ストレートアイロンとしては基本使えない(あくまでカールスタイル用)
- コテのような火傷の心配は少ないが、表面は熱くなるので注意
- コテ巻きに比べると髪に負担はかかりやすい
- サロニアのコテに比べると価格が高め
ストレートアイロンとしては基本使えない(あくまでカールスタイル用)
イージーカールヘアアイロンは見た目はストレートアイロンですが、プレートが独自のカーブ設計になっています。
下記の画像を見ても分かるように、ストレートアイロンのプレートと比べると全く違いますね。
イージーカールヘアアイロンは自然なカールをつくりやすいよう、上下のプレートがカーブ設計に。
そのためイージーカールヘアアイロンで癖を伸ばそうと思ってもうまく伸びません。
根本はしっかり癖を伸ばして毛先はカールをつけようなんて使い方は難しいです。(多少の癖なら伸びるが…)
あくまでカールスタイルをつくる用のアイロンだという事を覚えておきましょう。
コテのような火傷の心配は少ないが、表面は熱くなるので注意
先ほども書きましたが、イージーカールヘアアイロンはコテのような火傷の心配は少ないですが、本体表面は熱くなりがち。
(はじめは触れるくらいの熱さですが、使用時間が長くなると熱くなるので気をつけましょう。)
持ち手と先端以外触らなければ大丈夫ですが、本体表面をなるべく触らないよう意識しましょう。
コテ巻きに比べると髪に負担はかかりやすい
最後にイージーカールヘアアイロンは「ストレートアイロンでカールをより巻きやすくした商品」になるため、、
ストレートアイロンでカールをつくる原理とほとんど同じ。
そのため少なからず髪にテンションをかけながらカールをつくるため、コテ巻きに比べると髪への負担は大きくなりがちです。
長期的に見ると髪へのダメージ要因にもなる事を頭に入れておきたいところ。
サロニアのコテに比べると価格が高め
またイージーカールヘアアイロンは価格が¥6,930(税込)となっていますが、従来のセラミックカールヘアアイロン(コテ)は約半額の¥3,278(税込)となっています。
なので個人的にはコテで巻けるならコテでいいかな…というのが素直な感想で、イージーカールヘアアイロンは「コテがどうしても苦手な方のためのアイロン」という選び方がおすすめです。
コテ巻きができる方はわざわざ買わなくてもよいと感じた理由
イージーカールヘアアイロンはコテで巻くのが苦手な方に是非試してほしい商品です。
しかしコテ巻きができる方はコテを使うべき一番の理由がこちら。
髪への負担を考えるとコテで巻く方が髪には優しい
どうしてもストレートアイロンの形状で巻こうとすると髪に少なからずテンション(負担)がかかるんですよね^^;
テンションがかかればかかるほど強めのカールができますが、髪への負担は大きくなるため長期的に見るとダメージの原因にも。
その点コテで巻ければ必要以上テンションはかかりませんからね。
そのため「いつもはコテで巻けてるよ〜」なんて方はそのままコテで巻かれる事をおすすめします。
また下記の記事では、美容師目線で髪が傷みにくいカールアイロンをまとめていますので、こちらも気になる方は参考にしてください。
【比較】イージーカールヘアアイロンとセラミックカールアイロン(コテ)の違いは?
イージーカールヘアアイロンと従来のカールアイロン(コテ)の違いが気になる方のために比較表をつくってみました。
比較表
商品名 | イージーカール ヘアアイロン | セラミックカール ヘアアイロン |
価格 | ¥6,930(税込) | ¥3,278(税込) |
サイズ | ー | 19、25、32ミリ |
カラー | ブラックのみ | ホワイト、ブラック、期間限定カラー |
温度 | 120℃〜210℃ (5℃ずつ調節可) | 100℃〜210℃ (5℃ずつ調節可) |
重さ | 345g | 32ミリ・・370g 25ミリ・・330g |
コードの長さ | 1.9M | 2M |
自動電源オフ | ○ | ○ |
ボタンロック機能 | ○ | ○ |
海外 | ○ | ○ |
耐熱ポーチ | あり | あり |
まず一番の違いとしては、基本的にはどちらもカールをつくるアイロンですが、、
イージーカールヘアアイロンは「ストレートアイロンの設計」がベースになっています。
なのでスペックで比較する…というよりかは
- コテで巻ける方はコテ
- コテが苦手な方はイージーカールヘアアイロン(価格はちょっと高くなるけど…)
といったシンプルな選び方がおすすめです。
イージーカールヘアアイロンの使い方は?
イージーカールヘアアイロンは今までにない設計のアイロンなため
使いこなせるか不安…
と思われる方もいそうですが、使い方は「髪を挟んで滑らす」事が基本になります。
髪を挟んで滑らす中で「回転させる」「挟む力の強弱をつける」といった動作をいれる事で、色んなニュアンスのカールをつくれます!
また公式では「ワンカール」「ニュアンスカール」「波巻き」の作り方動画をアップしてるので、こちらを見るのが一番わかりやすいかと思います。
巻き方動画はこちらから
また個人的なアドバイスとしては、まずは低めの温度帯から始めてみる事。
というのもサロニアのヘアアイロンは200度以上設定できるものがほとんどなため、髪への負担(ダメージ)が大きくなりがちだからです。
高めな温度ほどカールはつきやすいですが、流行りのニュアンスカールをつくりたいなら低めの温度帯から始めてみるのがおすすめですよ^_^
温度が低ければ低いほど髪への負担は減ります。ただ低くするほどカールはつきにくいため、自分にあったベストな温度帯を見つけましょう。目安としては130〜160度くらいでの使用がおすすめです!
結論 → コテ巻きが苦手な方には是非一度試してほしい新感覚アイロン!
最後にまとめですが、サロニアイージーカールヘアアイロンは今までにない設計のアイロンで、個人的にもとてもワクワクした商品でした。
そして実際に使ってみましたが、思っている以上にカールをつくりやすく
コテが苦手な方にはまさに救世主のような新感覚アイロン!!
と感じました!
僕自身はコテ巻きに慣れてるので普段はコテを使いますが、お客様の中にはコテが使えずストレートアイロンで巻いてる方もいらっしゃいます。
そんな方々に一度おすすめしてみようかなと感じたアイロンでした!
コテで巻きたいけど上手く巻けない…と悩んでいた方は是非一度お試してあれ。
以上、イージーカールヘアアイロンのレビュー記事でした。
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